07.8.20. VENICE 日記
遅くなりましたが 前回お話したサローネのついでに行ったVENICEのレポートです。
Veniceはミラノからユーロスター(イタリアの新幹線みたいな最新鋭列車です。しかし、日本と違い在来線のレールを使っているのでスピードは一般の特急と同じなので フランスのTGVのようなものではありません。)での列車の旅になります。途中ブレシアやベローナ、ヴィチェンザ、パドヴァといった歴史ある町を経由して美しい田園風景を楽しみながら2時間半すると突然海を渡りヴェネチア サンタルチア駅に着きます。
駅を出るとそこはもう運河のまん前。目の前からヴァポレットという水上バスのか水上タクシーを利用するしかない場所です。他は歩くという手がありますが荷物があるのでとりあえずタクシーを使いました。もちろん値段交渉が必要ですが、通常は50~70ユーロです。有名なS字状にヴェニスの中央を走る大運河を通って観光気分であちこち見ながら行くと70ユーロ取られます。(ちなみにヴァポレットなら1回券なら2ユーロくらいです。)今回のホテルはせっかくなのでヴェニスでも有名な五つ星、ダニエリにしました。14世紀に建てられた当時の大富豪ダンドロ家の宮殿で1822年にホテルとして開業した超高級ホテルです。部屋はラグーンを臨む51室が高くて700ユーロであとは450ユーロくらいが普通です。ダニエリは運河沿いの遊歩道に面していて景色はいいけどうるさそうなので側面の細い運河に面したジュニアスイートにしてもらいました。入口は狭く、タクシー船の船着場も横にあるので外からはそれほどすごい感じはしないのですが 一歩中に入るとそこは吹き抜けの素晴らしい空間が拡がった豪華絢爛なロビーに圧倒されます。建物すべてが文化財みたいなものなのでその中に泊まるというのはなんとも感動的なものがあります。(と言っても町そのものが12~18世紀にかけて造られた博物館のような町ですから・・・。)でも 床や壁なんかはなんとなく歪んでいたりしてやっぱりここは海の上に造

られた建築なのだと感じさせられます。
ところで皆さんは 先般上映された「007カジノロワイヤル」という映画をご覧になったでしょうか?あの中でヴェニスの建物でのアクションシーンでジェームス・ボンドが建物に括りつけられているブイを破裂させると建物が沈没するというシーンがありましたが あれは絶対にありえません。というのは ヴェニスは水深が平均5~7メートルで海底に直径50cmほどの唐松の杭を1㎡あたり3~4本づつ打ち込んで基礎を造りその上に建築したものなので自然の地盤沈下はあっても水に浮いている建物はありません。むしろ 地球温暖化のための海の水面上昇による水没が問題でいまも年に何度か大潮のときなどには床上浸水しているようです。
ヴェニスが海に沈む前に訪れることをお勧めします。
ヴェニスはミラノに比べて何でも観光地プライスで食事も買い物も非常なインフレ状態です。でも ブランド類はヨーロッパ内の共通価格戦略をどのブランドもマーケティングしているためミラノとあまり変りません。むしろ ミラノより田舎のせいか親切でショッピングを楽しむにはいいかもしれません。なんといっても「ミラノでお買い物したの。」というより「ヴェニスで買ったのよ。」というほうがなんかステイタスな感じですよね。
次回はヴェニスのレストラン情報をお知らせします。ガイドに載っていない所などお教えしますね。お楽しみに・・・。
